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VWゴルフR32 【特集】その2 -理想の乗り味・走り味-

前回のエントリーでは、VWゴルフR32のエンジンの素晴らしさをお伝えしたわけだが、もちろんR32はエンジンだけが魅力のクルマではない。素晴らしいエンジンの実力を遺憾なく発揮するためには優秀なシャシーによる乗り味・走り味の実現が不可欠だが、この点においてもR32はひと言で、「極めて理想的」といえる仕上がりとなっているのだ。
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■R32のようなスポーツモデルは、イメージとして乗り心地がカタくハードな乗り味ではないか? と思うだろう。しかしR32はそうしたイメージを完全に覆す乗り心地によって、実に絶妙な乗り味を生み出している。

■まず走り出すと思わず「えっ?」と拍子抜けするほど滑らかで、乗り心地は極めて洗練されていると感じる。この印象は速度が上がっても変わらないもので、言うならば高級セダンのような乗り味がそこにあるといえる。

■ただ、こんな風に書いてしまうとR32が親父っぽいクルマと勘違いされてしまうだろうからもう少し詳しく記しておこう。滑らかで洗練された乗り心地と乗り味を提供するものの、それは決して親父っぽかったり、旦那仕様という感じではない。言うならば、メカニズムの精度がいかにも高く、それらが滑らかに作動しているからこその感触なのだ。

■よって洗練された乗り心地でセダンを思わせる乗り味ながら、同時にそこにはスポーツモデルらしいしっかり感や瑞々しい「ハリ」がちゃんと残っている。カチッとしたボディがあるからこそ、サスペンションがしっかりと仕事を行い、結果滑らかで洗練されたフィーリングを伝えるのだ。
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■だから真っ直ぐが主体となる高速道路などでは、実に痛快・爽快な感覚を覚える。滑らかで洗練された乗り味に、力強く、美しく、目の覚めるようなエンジンが加わることで高速クルージングは悦楽のひとときとなる。もちろんこの時、どこまでも真っ直ぐ突き進む直進安定性の良さやクルマの姿勢を常にフラットに保つなど、欧州の高速モビリティの中で生まれたクルマであることも痛感する。この頼もしさは、やはり日本の同クラスでは感じられないものだ。

■ただ、これがR32の真骨頂ではない。やはりR32が光り輝くのはワインディング。峠に乗り入れると、まさに「解き放つ」という表現が相応しい鮮烈な走りを提供する。

■滑らかな乗り心地による洗練された乗り味に、高い運動性能による超絶に気持ちよい走り味が加わる瞬間だ。

■情報伝達性に優れたステアリングを切っていくと、R32はとても忠実に反応し、ノーズをカーブの内側へと向けていく。そして実にスムーズな感触でクルマをロールさせていく。そしてロールしきったところで、信頼のおける踏ん張り感を見せてくれて、どこまでも安心して曲がって行けそうな感じを伝えてくる。
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■そのコーナリングレベルは非常に高く、公道では限界を見ることはできないほど。つまりコーナリングは圧倒的な超速なのだ。しかもこうしたシチュエーションで、R32が優れているのは決して苦しさを感じさせないこと。あくまでスマートにコーナリングをこなす感を受ける。また同クラスの国産車では限界が高まるに連れて、走りの質感は乏しくなるが、R32は限界近くまで実にゆとりを感じさせながらコーナーを駆け抜けていくのだ。

■結果、走り全体から受ける印象は、「まさにホレボレ」のひと言に尽きる。前回はエンジンに魅了されたが、それと同じかそれ以上にこのハンドリングに魅了されるのだ。

■滑らかな乗り心地と洗練された乗り味を持ちながら、ゴルフの頂点に位置するスポーツ・モデルとしての高い運動性能を持ち合わせ、超絶に気持ちよい走り味をも提供する…そんな様をして僕は「これぞ現代のスポーツ・モデルの理想型」と思えたのだった。

<part3へ続く>
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by ism-individualcar | 2006-02-22 12:25 | フォルクスワーゲン
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